概要
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2024年11月29日に、『Vly.moneyデモイベント / SNSから送金/投げ銭できる、新しいweb3/dAppアプリ【ICP】』を開催いたしました。
vly(フライ)は、ウォレットアドレスではなく、ソーシャルメディア(X)のハンドル名を使用して人に支払うことができ、ウォレットを作成することなく暗号資産をマルチチェーン対応で受け取ることができる革新的なdAppです。
<動画アーカイブ>
💫 vlyの革新性
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従来のWeb3ウォレットと一線を画す特徴が明らかになりました:
ブラウザ拡張不要:インストール不要で即座に利用開始可能
生体認証との連携:指紋認証やFace IDでセキュアに
直感的な操作性:Twitterのアカウントがそのままウォレットアドレスに
マルチチェーン対応:複数の暗号資産に対応
※その革新性から、日本でも注目度が集まってきています。イベント冒頭には、ICP Japanとパートナーシップを結んでいるvlyから日本ユーザへの動画コメントもありました。
🌟 注目の機能:セッションキー
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ユーザー体験を大きく向上させる「セッションキー」機能が実装。毎回の承認作業が不要となり、スムーズな取引が可能に。この機能は今後、他のブロックチェーンでも標準となる可能性が指摘されました。
💡 コミュニティから湧き出るアイディエーション
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参加者からは、以下のような革新的な活用案が提案されました:
vlyを拡張させることで以下のようなことができるのではないかというアイデアです。
No. | アイデア | 内容 | 背景/理由 |
1 | トークン生成機能 | vly内でユーザーが簡単にオリジナルトークンを作成し、それをXなどのアカウント宛に配布可能にする。 | 押し活やイベントの特別感を提供し、vlyの「トークンを送る」特徴を最大限に活かす。 |
2 | ポケベル風ショートカット価値送信 | 数字(例: 39=サンキュー)やショートカットキー的な設定を利用してトークン送信をよりシンプルにする。 | vlyの軽快な送信機能を活用し、エンタメ性を追加することでユーザー体験を向上。 |
3 | エアドロップのランダム性 | ランダムに選ばれたXアカウントに無作為でトークンを送信する機能を提供。 | 話題性のあるプロモーションが可能。vlyの送信対象をXアカウントに紐づける特性を活用。 |
4 | 公開カードゲームの導入 | vlyを利用し、X上で公開カードゲームをプレイ。勝敗に応じてトークンが送受信される仕組みを作る。 | vlyの送金機能をゲーム内で活用し、新しいインタラクションを生む。 |
5 | 特定条件でのトークン配布 | Xの誕生日やハッシュタグ投稿などの条件を設定し、自動的にトークンを送付する。 | vlyの自動送信可能な仕組みを活用。プロモーションやエンゲージメント向上に効果的。 |
6 | マーケティングでの利用 | Xのフォロー状況や投稿内容などに基づき、対象ユーザーを特定してトークンを送付する。 | vlyの送信対象設定機能を活かし、効率的なターゲットマーケティングを可能にする。 |
7 | Likeの価値向上 | Likeをvly独自のユーティリティトークンとして拡張。他のサービスやアプリ内でも使用可能にする。 | Likeの利用価値を高めることで、vly自体の価値向上を実現。 |
8 | 教育的活用 | 初心者が安心してvlyを使えるよう、チュートリアルや利用ガイドをアプリ内に組み込む。 | vlyの簡便性をさらに強調し、新規ユーザーの獲得につなげる。 |
9 | トークンでのスマート特典提供 | vlyで送信されたトークンにスマートコントラクトを紐づけ、特定サービスや限定アイテムへのアクセス権を提供。 | vlyのトークン送信とスマートコントラクト技術を組み合わせることで、トークンの実用性を向上。 |
10 | 無作為送信でのマーケティング | X上の多くのアカウントに無作為にトークンを配布し、注目を集める。 | vlyの送信対象の自由度の高さを活かし、新規プロジェクトやキャンペーンの認知度向上を狙う。 |
11 | タグやキーワードのフィルタリング送信 | 投稿内容やキーワードを分析して条件に合致するアカウントにトークンを送信する仕組み。 | vlyの送信機能にデータ分析を組み合わせ、プロモーションを精密化。 |
12 | 公開型ランキングコンペティション | vlyを活用し、トークンの送受信数を競うランキングを公開。勝者に報酬を与える仕組みを作る。 | vlyの送信記録を活用し、ユーザーアクティブ率の向上とコミュニティ活性化を目指す。 |
13 | プロモーションとの連携 | トークンを受け取ることで特典クーポンや割引サービスを提供。 | vlyの簡単な送信機能を活かし、購買行動を促進する仕組みを作る。 |
14 | コミュニティ間のトークン交換 | コミュニティ限定トークンをvlyで流通させ、交流を促進。 | vlyを通じてコミュニティの価値を高め、限定的なユースケースを創出。 |
15 | フライ独自のNFTマーケット展開 | vlyを利用してNFTの送受信が可能なマーケットを構築。 | vlyのトークン送信機能をNFT取引に拡張し、利用価値をさらに広げる。 |
16 | イベント特化型のトークン活用 | イベント参加者にトークンを配布し、入場特典や投票システムに活用。 | vlyの送信機能でイベント体験を強化し、リアルタイムの参加型エンゲージメントを実現。 |
17 | グッズ購入やサービス支払い対応 | vlyでのトークン送信を利用し、グッズ購入やサブスクリプション支払いを可能にする。 | vlyの汎用性を広げ、日常的な消費活動と結びつけることで、利用頻度を増加。 |
18 | デバイス間連携の強化 | 複数デバイスでフライをシームレスに利用可能にし、デバイス移行時の負担を軽減。 | vlyの利便性を向上し、マルチデバイス対応の強化を図る。 |
🔮 今後の展望
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vlyチームは、日本のコミュニティからのフィードバックに強い関心を示しています。特にAPI連携やカスタムトークン作成機能など、さらなる機能拡張への期待が高まっています。また、vlyに続く価値流通を加速させるユースケースがICPから出てくることが想定されます。
🎯 次のステップ
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ICP JAPANは、来週に「Internet Identity(インターネット・アイデンティティ)」をテーマとした新たなイベントを予定。
『Web3時代の認証革命:Internet Identity入門【ICP Japan】』
さらに、開発者向けには「bitfinity」に関する企画を予定しています。
『Bitfinity入門:ICP基盤で実現するビットコインとEVMの次世代開発』
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